体もサビる?!「酸化」によって老化が進む!
鉄や金属の部分がサビてしまったり、食べ物が酸素と結びつく働きで腐敗したりすることを「酸化」といいますが、人間の体も「酸化」するって知っていましたか?
老化は、誰にでも起こります。ただし人によって老けるのが早い人、遅い人と個人差があります。これは人間の年齢と老化が比例して進行していくものではなく、からだの「酸化」によって大きく左右されているというので驚きです!
「酸化」は、老化だけでなく、癌や動脈硬化、アレルギー疾患、脳卒中など様々な病気の原因にもなってしまうのです。
体の「酸化」のを進める原因「活性酸素(かっせいさんそ)
では、なぜ人間は「酸化」するのでしょうか?
人間の場合、体は金属ではありませんし、体が腐っていくということもでもありません(笑)
人間は酸素がないと生きていけません。酸素を取り入れた時、一部の酸素が化学変化を起こして「活性酸素」を発生させます。この「活性酸素」はバイキンや細菌を予防する働きがあるそうなのですが、過剰に発生すると細胞を傷つけるなどの悪さをします。
「活性酸素」が多く発生する原因が、ストレスや過酸化脂質の摂取、食品添加物の摂取、紫外線、排ガス、細菌やウイルス、飲酒や喫煙などがあげられます。
年をとるほど抗酸化作用のある食材を食べよう!!
この「活性酸素」を抑えて酸化を抑制することを、「抗酸化(こうさんか)」といいます。人間は、自分の力で抗酸化する力をもっていますが、年齢とともに減少してしまいます。
なので、加齢とともに、(もちろん若い方も)食べ物から抗酸化作用がある栄養素をとることが大切となるんですね^^
抗酸化作用がある栄養素と食材 | |
リコピン | トマト 赤ピーマン スイカ など |
イソフラボン | 大豆 納豆 豆腐 など |
アスタキサンチン | えび カニ 鮭 いくら など |