胃がなんだか痛い、重いときの原因
胃が痛い時やなどの病気といえば、胃潰瘍(いかいよう)や胃ガンなどがあります。
内視鏡などの検査をしたのにそういった病気ではなく、でもなんだか胃が痛い、胃がもたれるといった胃が不快な状態が続くことを「胃弱(いじゃく)」や「機能性胃腸症(きのうせいいちょうしょう)」と呼びます。
「神経性胃腸炎」や「胃けいれん」なども昔は、病気として見られていなかったようです。
胃の機能が低下するのは神経的なストレスが原因のことが多く、他に不規則な生活をおこなって自律神経のバランスが乱れることが原因のこともあります。
また、加齢によるものや、食事の早食いによって消化器系が疲労していることなどが、考えられます。
胃弱の時の食生活の改善ポイント
胃に負担がかからないような食生活を!
胃が弱っている時は、なるべく胃に負担がかからないように心がけることが大切です。
① 1日3食、規則正しく食べる。
② 食事は、寝る前2時間前までに食べる。
③ よく噛んで、腹八分で食べる。
たくさん噛むことで、脳に伝達され胃液のが分泌されます。そうすることで、消化を助けることになるます。
④ 良質のたんぱく質をとる。
胃酸を中和させる作用があります。
⑤ 胃の刺激が少なく、胃にやさしい食材や、胃の働きを助ける食材を食べる。
胃にやさしい、胃の働きを助ける食材 | |
ペクチン 水溶性の食物繊維。胃腸の働きを整えます。 | りんご もも じゃがいも |
胃にやさしい食材 | キャベツ 大根 ほうれん草 大豆 豆腐 |
たんぱく質 | 豆腐 白身魚 ササミ肉 鶏ひき肉 |
胃にやさしい野菜は、生のままでは消化が良くないので、温めてたべるとよいでしょう。
2017-06-02