うめを紹介するよ!
「うめ」は漢字では「梅」、英語は「plum(プラム)」なんだよ。
「うめ」は平安時代の頃「ムメ」って呼ばれてた時もあったそうだよ。
日本で収穫量が多いのは和歌山県だね。
うめの色々 教えてよ!
うめの名前の由来
昔、中国から伝来された梅。
中国語の呼び方が、「ムメイ」や「メイ」と呼ぶところから、「うめ」となった説があります。
また、薬用として燻製にした梅の実が「ウメイ」「ウバイ」から由来されたという説もあるようです。
うめの主な成分と効果
★主にたくさん入っている栄養素
ナトリウム
食物繊維
カルシウム
クエン酸(酸味成分)
★その他の栄養素
ビオチン カリウム など
「うめ」の栄養素の効果は何?
豊富に含まれているクエン酸は、糖分や脂肪分を燃焼して疲労回復に効果があってダイエットにもいいよ。
クエン酸は、除菌作用もあっておにぎりやお弁当にいいよね。
また、ピクリン酸も含まれているから、二日酔いにも効果的だよ。
うめのエネルギー
33カロリー(100gあたり)1個(10gあたり)3カロリー
うめの選び方と時期
梅酒用は、皮に傷がないもの。
梅干し用は、皮が薄く肉厚で黄色がかっていると美味しい。
どちらも、粒がそろっているものを選ぶ。
【時期】
5月~6月
うめの食べ方の注意点
● 使う前にあく抜きをする
青梅なら、2~4時間ほど、奇麗に洗って水につけておく。
(完熟梅は必要ありません)
● ヘタを取り除く
水けをよく切って水分を取り除き、頭の枝についていた部分の茶色いヘタを竹串などで取り除きます。
残しておくと、苦味やエグミが出たりします。
● 梅干しを作る場合
青い梅より、完熟して黄色がかった梅を選ぶ。
青い梅でも出来るが、硬めの梅干しになります。
● 梅酒を作る場合
青梅でも、完熟の梅でもどちらでも出来るが、青い梅でつくるのが一般的。
● 小梅の場合
カリッと仕上げると、青い梅で粒のそろったものを選ぶ。
● 梅シロップの場合
見た目の色あいなら、青い梅、香りを引き立てるなら完熟の梅を選ぶ。
うめの保存方法・保存目安
ウメは、収穫した後、完熟が進むので、青梅で利用する場合、出来るだけ早く加工するのがいい。
新聞紙などで包み、できるだけ早く加工する。
冷蔵庫での保存は不向き。
低温障害を起こして、茶色に変色してしまうことがあります。