低血圧の症状

低血圧の症状は、立ちくらみやめまい、頭痛、肩こり、疲れやすい、けん怠感などがあります。
血行が悪くなるので、冷えやむくみなどが生じやすくなります。
低血圧は、明確な定義はないようですが　上の血圧が100mm以下/　下の血圧が60mm以下が目安となるそうです。
症状から、一見「貧血」と似ているようにも感じますがまったくの別物です。
「貧血」は鉄不足により、全身が酸欠状態をおこす状態です。詳しくは「貧血」を見てください。
低血圧は、血液を送る力が弱いためおこる現象です。

低血圧の原因

低血圧の原因のほとんどが、遺伝的なもののようです。
その他、栄養不足や過度の疲労、心臓病などからも原因となっています。

低血圧の予防と改善

低血圧の予防と改善は運動と栄養です。
運動は、適度な筋肉をつけると筋肉の収縮から血行がよくなります。ただし激しい運動は体力の消耗を招き逆効果なので、ストレッチやウォーキングなど軽めの運動が良いでしょう。
後、自律神経の乱れを避けるためにも夜更かしを避け、規則正しい生活をすることが改善に役に立ちます。
食事のとり方からも低血圧を改善できます。バランスの良い食事が大切ですので３食をバランスよく摂りましょう。

低血圧の改善によい食材
良質たんぱく質	血液や筋肉の構成	納豆、卵、魚類　など
ビタミンＢ群	エネルギーをつくる	かぼちゃ、ほうれん草、にんじん、ブロッコリー　など
ビタミンＥ	強い抗酸化作用で血管が健康	くるみ、アーモンド　など
ミネラル	鉄や銅など	小魚、小エビ、きのこ類　など