人参を紹介するよ!
「にんじん」は漢字で書くと「人参」英語でも「carrot」なんだよ。
冷たい気候を好む野菜だもんね。
北海道が日本で一番の生産地なんだ。
にんじんの色々 教えてよ!
にんじんの名前の由来
にんじんは、「朝鮮人参」のことを呼んでたらしいですが、この「朝鮮人参」は、根の部分が枝分かれして人の形のように見えたため、この漢字があてられたと言われています。
ただ、この「朝鮮人参」は現在の人参とはまったくちがう薬用として使われていました。現在の「人参」は中国からで根っこが、「朝鮮人参」に似ていて、葉の部分が「セリ」に似ていることから「セリニンジン」と呼ばれその後、名前がいくつか変わり現在のセリ科の「にんじん」になったそうです。
にんじんの主な成分と効果
★主にたくさん入っている栄養素
β-カロテン(緑黄色野菜の中でもトップクラスにたっぶり含まれている)
カルシウム・カリウム
★その他の栄養素
ビタミンE・食物繊維
「にんじん」の栄養素の効果は何?
高い抗酸化作用があるので、がん予防や免疫力アップの効果にいいよ。
皮膚や粘膜の強化するから美肌にも効果的だよ。
詳しくは、「がん予防」で見てね
にんじんのエネルギー
37カロリー(100gあたり)・・約1/2本 26カロリー(70gとして)
にんじんの選び方と時期
割れているものは、鮮度が落ちているので避けます。
葉の切り落とした部分が小さいほど美味しい傾向があります。
【時期】
春(4月~7月)
冬(10月~12月)
にんじんの食べ方の注意事項
にんじんに含まれている「酵素アスコルビナーゼ」はビタミンCを破壊します。ただし、熱に弱いので、炒めたりして食べるといいですね。
また、酢やレモン汁でも、「酵素アスコルビナーゼ」の働きを止めれるので、ニンジンジュースをつくるときやサラダで生で食べたいときはレモンをかけて食べるとビタミンCを壊すことなく補えます。
にんじんと一緒に食べない方が良いもの
青魚・・・・青魚のEPA・DHAがβ-カロテンの吸収を妨げます。
にんじんの保存方法・保存目安
【 そのまま保存する場合 】
葉を切り落とし、水気を切って1本ずつ新聞紙などに包み、根を下に立てて野菜室で保存。(冷暗所でもOK)
2週間弱ほど、保存できます。(冷暗所の場合、4~5日)
【 冷凍保存にする場合 】
少し薄目のいちょう切りにして、ラップに包みます。出来るだけ平になるようにして、冷凍用保存に入れ、凍ったまま調理します。
約1か月ほど、保存できます。